不動産売却でライフラインの解約タイミングは?方法と注意点も解説

不動産売却でライフラインの解約タイミングは?方法と注意点も解説

この記事のハイライト
●電気と水道は内覧や掃除に影響を与えるため引き渡しの直前に解約するのがおすすめ
●どのライフラインも手続きの方法に変わりはなく基本的に立ち会いも不要
●早めに連絡を入れておくことや名義変更は避けることなどが注意点

不動産を売るとき、引き渡しまでのあいだにさまざまな手続きをおこなう必要があります。
そのなかのひとつが、電気や水道、ガスといったライフラインの停止です。
タイミングを誤ると、売却活動に支障が出て成約が遠のく可能性があるので注意しなければなりません。
今回は不動産売却でライフラインを解約するタイミングや方法、注意点について解説します。
川越市、鶴ヶ島市、坂戸市で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

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不動産売却時のライフラインの解約のタイミング

不動産売却時のライフラインの解約のタイミング

まずは、不動産売却時のライフラインの解約のタイミングについて解説します。

電気を解約するタイミング

ライフラインのひとつ、電気を停止するタイミングは引き渡しの直前です。
売却活動中は内覧をおこない、購入希望者に室内を見てもらいます。
その際、室内が明るく見えるように、電気を点けて案内するのが一般的です。
シャッターやカーテンを開けるだけでも明るさは確保できますが、天気の悪い日は室内が暗くなってしまいます。
内覧は夕方以降に予約が入ることもあり、ライフラインを解約してしまうと、せっかくの内覧を断ることになるでしょう。
日当たりの良し悪しを重視する方も多いため、暗い部屋より明るい部屋のほうが印象が良くなります。
また、内覧時の印象を良くするためには、室内を適温に保つことも重要です。
暑かったり寒かったりすると、快適な住空間であることをアピールできません。
「こんなに暑い(寒い)のか…」と思われてしまえば、候補から外されてしまう可能性もあります。

水道を解約するタイミング

不動産売却で水道を停止するタイミングとして適しているのは、電気と同様、引き渡しの直前です。
掃除をおこなう際、水道を使うことがあるため、すぐに解約すると不便を感じる可能性があります。
また、定期的に通水をおこなわないとなかの水が蒸発し、下水のにおいが上がってくる恐れもあるでしょう。
内覧時に悪臭がしてしまうと、マイナスの印象を与え、不動産売却ができなくなるかもしれません。
そのため、水道は引き渡しの直前に停止すべきライフラインのひとつです。

ガスを解約するタイミング

ガスは内覧や掃除に影響があまりないため、ご自身が引っ越ししたタイミングで解約しても良いでしょう。
ただし、暖房器具としてガスファンヒーターやガスの床暖房を使用している場合、冬の内覧に影響が出る可能性があります。
どのようなガス機器を使っているか、キッチンやバスルームの使用の有無によって、停止するか否かを考えるのがおすすめです。

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不動産売却におけるライフラインの解約手続きの方法

不動産売却におけるライフラインの解約手続きの方法

続いて、不動産売却における、ライフラインの解約手続きの方法について解説します。

電気の解約方法

ライフラインのひとつ、電気の解約手続きの方法は、使用している電力会社に連絡を入れることです。
電話だけでなく、郵送やインターネット上で手続きができるところもあります。
引っ越しにともなう停止や、新居での開始手続きにおける専用ダイヤルが設けられている場合もあるので、確認なさってください。
もし連絡先がわからない場合は、請求書や検針票をチェックし、記載されている電話番号に連絡をします。
解約日には、ブレーカーを落とすだけとなり、立ち会いは不要となるのが一般的です。
ただし、メーターが外から確認できない場合など、立ち会いが必要になるケースもあります。

水道の解約方法

水道の解約方法も、電気と同じように、使用している水道局に連絡を入れます。
解約したい旨と解約日を伝えれば、指定した日に停止することが可能です。
月の途中で解約した場合の料金の精算方法は、水道局によってそれぞれ異なります。
確認したい場合は、引き渡し日が近づいてきたら水道局に連絡を入れて確認なさってください。
水道も立ち会いは不要ですが、停止されたかご自身でチェックしたい場合や、清算を停止日におこないたい場合は、水道局に相談のうえ立ち会うこともできるでしょう。

ガスの解約方法

ガスの解約方法も、そのほかのライフラインとほぼ変わりません。
使用しているガス会社に連絡を入れ、停止したい日を伝えます。
原則立ち会いは不要で、指定した日に手続きを進めてくれます。
ガスファンヒーターやコンロといった、ガス機器を新居でも使用する場合、ガス機器の取り外しが必要です。
取り扱い説明書に外し方が記載されていますが、紛失してしまった場合はガス会社に連絡を入れ、やり方を教えてもらってください。
また、ガス会社によっては使用開始のタイミングで保証金を預けているケースがあります。
保証金は最後の清算に充当され、残った分が指定口座に後日返金されるのが一般的です。

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不動産売却時のライフライン解約の注意点

不動産売却時のライフライン解約の注意点

最後に、不動産売却時のライフライン解約の注意点について解説します。

注意点1:名義変更には手間がかかる

注意点としてまず挙げられるのが、名義変更には手間がかかることです。
実は不動産売却時、ライフラインは解約せずに、売主から買主に名義変更をすることもできます。
しかし、名義変更の場合は売主と買主、それぞれの同意が必要です。
また、買主が売主とは違う会社で契約する場合、手続きが面倒になってしまいます。
「ライフラインはそのまま使うから、名義変更でも良いのでは?」と思う方も多いですが、トラブルを防ぐためにも、売主は解約しておくのがおすすめです。

注意点2:早めに連絡を入れておく

早めに連絡を入れておくことも、注意点のひとつです。
遅くても、停止したい日の1週間前までには連絡を入れるようにしましょう。
直前になって連絡をしても、受付してもらえなかったり、手続きが間に合わなかったりする可能性があるからです。
引っ越しシーズン中は、電話が繋がりにくくなることもあるでしょう。
連絡を早めに入れておけば、慌てずに解約手続きを進められます。

注意点3:内覧に影響がでるライフラインは直前に停止する

注意点として、内覧に影響がでるライフラインは、直前に停止することも挙げられます。
先述のとおり、電気と水道は早く停止してしまうと内覧や掃除の際に困るため、売却活動に影響が出てしまいます。
そのため、引き渡しの直前に解約することが大切です。
ガスは内覧に影響が出ないため、早めに停止しても問題ありません。

注意点4:引き渡しまでの費用は売主が負担する

不動産売却時のライフラインの費用は、引き渡しまでは売主が負担することになります。
不動産売却は、売買契約の締結ではなく、決済と引き渡しのタイミングで買主に所有権が移転します。
そのため、ライフラインの費用は節約せず、不動産売却における必要経費のひとつとして押さえておくのがおすすめです。

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まとめ

不動産売却時、ガスはすぐに停止しても問題ありませんが、電気と水道は内覧や掃除に影響を与えるため、引き渡しの直前に解約するのがおすすめです。
どのライフラインも解約方法はほぼ同じですが、状況によっては立ち会いが必要になるケースがあります。
早めに連絡を入れておくことや名義変更は避けること、引き渡しまでの費用は売主が負担することなどが、停止の際の注意点です。
川越エリアの不動産売却なら川越不動産へ。
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経験豊富なスタッフが在籍しており、お客様の要望に真摯に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。


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