空き家を早く売るなら買取がおすすめ!メリット・デメリットや流れを解説

空き家を早く売るなら買取がおすすめ!メリット・デメリットや流れを解説

この記事のハイライト
●空き家買取の最大のメリットは仲介での売却よりも早く売却できる点である
●デメリットは買取価格が相場より安かったり買い取ってもらえないことが挙げられる
●手続きの流れは買取査定の依頼から引き渡しと決済まで5ステップある

管理や維持費の負担を考えると空き家は早めに売却したいですよね。
そこでおすすめなのが、不動産会社がおこなう「空き家買取」です。
本記事では、空き家買取を利用するメリット・デメリットや手続きの流れを解説します。
川越市、鶴ヶ島市、坂戸市内に空き家を所有しており、売却を検討している方は、ぜひ参考にご覧ください。

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空き家買取を利用する4つのメリット!

空き家買取を利用する4つのメリット!

不動産会社の「空き家買取」サービスを利用して売却するメリットは、以下の4つです。

①スピーディな売却

空き家買取の最大のメリットは、売却がスピーディに進むことです。
不動産会社の仲介を利用すると、個人向けに販売活動をおこなうため、チラシの作成、情報サイトへの登録など多くの活動が必要となります。
しかし、物件を宣伝する活動をおこなったとしても、すぐに売却できるわけではありません。
仲介を利用して買主を探す場合、売却までに数か月から半年以上かかることもあります。
一方で、買取の場合、買主は不動産会社のため、広告を出すなどの販売活動は不要です。
物件の査定後、提示された買取金額に納得できれば、早い売却が可能で、手間なく空き家を手放すことができます。
条件によっては、3日から1週間程度で売却が完了することもあります。

②取り壊し不要で売却が可能

取り壊しをせずに売却できる可能性が高いことも、大きなメリットです。
築年数が経過した空き家の場合、そのままでは買主が見つかりにくい傾向にあります。
そのため、不動産会社の仲介で売却する場合、家屋の取り壊しをおこなうこともあります。
家屋を取り壊し、更地にして売り出した場合は、売却価格に取り壊し費用を上乗せするのが一般的です。
しかし、希望価格で売却出来なかった場合、取り壊し費用を回収できない恐れもあります。
その点、空き家買取の場合は、引き渡し後に不動産会社が改修工事または解体をして再販売するため、そのままの状態で売却できる可能性が高いです。

③家具の引き取りサービス

空き家買取の場合、依頼すれば家具の引き取りが可能な場合があることもメリットです。
不動産会社の仲介で空き家を売却する際は、売主側で家具を撤去する必要がありますが、撤去費用がかかります。
また、リサイクルショップを探すなど、家具の撤去には時間や手間がかかるため、買主に「引き取ってもらいたい」と考える方も多いでしょう。
その点、空き家買取は不動産会社が買主となるため、家具の引き取りが可能な場合があります。
家具の引き取りまで依頼すれば、費用や手間をかけずに売却できますね。
ただし、引き取り可能な家具は限定されていたり、状態によっては費用がかかったりすることもあるため、事前に確認しましょう。

④契約不適合責任の免責が可能

契約不適合責任が免責になる可能性があることも、メリットの1つです。
契約不適合責任とは、契約内容と異なる空き家を引き渡した際に、売主が負う責任のことです。
万が一契約不適合責任に問われた場合、買主から損害賠償請求や契約解除を求められる可能性があります。
しかし、空き家買取の場合、契約不適合責任を負わない特約を付けて売却できる可能性が高いです。
そのため、安心して空き家を売却することができるでしょう。

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空き家買取を利用する3つのデメリット!

空き家買取を利用する3つのデメリット!

空き家買取を利用するメリットがわかったところで、デメリットも気になりますよね。
空き家を売却する際の選択肢の1つである「空き家買取」には、以下のようなデメリットが存在します。

①売却価格が安くなる可能性

空き家買取を利用するデメリットは、仲介での売却と比較して売却価格が安くなる可能性があることです。
空き家買取の取引価格は、市場価格の50%~80%程度になることが一般的です。
不動産会社は、空き家をそのままの状態でもすぐに買い取る代わりに、改修工事などを実施して再販売し、利益を上げることを目指します。
そのため、改修工事や不動産会社が負うリスクなども考慮して、仲介を利用する場合に比べ、買取価格は低くなりがちです。
一方で仲介の場合は、買取よりも売却までに時間がかかるものの、市場相場での売却が可能です。

②買い取りできない空き家も存在する

物件によっては、空き家買取を利用できない点もデメリットになります。
本来、空き家買取の魅力は、仲介では売却が難しい物件でも買い取るところにあります。
しかし、一般的に土地の資産価値が低い場合や解体費用が高額になる空き家の場合は、不動産会社が負うリスクも高いため、買取の利用も難しいです。
買取が可能か否かの判断は不動産会社によっても異なるため、まずは不動産会社に相談しましょう。

③不動産会社を探すのに時間がかかる

すべての不動産会社が空き家買取をおこなっているわけではない点もデメリットです。
そのため、地域によっては、空き家買取をおこなっている不動産会社を探すのに時間がかかることもあります。
買取をおこなっている不動産会社でも、一戸建てを専門とする会社やマンションを専門とする会社などさまざまです。
事前にホームページで確認するか、不動産会社に問い合わせてから、買取査定を依頼すると良いでしょう。

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空き家買取を利用する際の手続きの流れ

空き家買取を利用する際の手続きの流れ

空き家買取を利用する際の手続きの流れは、以下のとおりです。

①買取査定の依頼

最初のステップは、不動産会社に空き家の査定を依頼することです。
不動産会社に電話、メール、または無料相談ページを通じてお問い合わせください。
なお、買取だけでなく、仲介の場合でも最初に査定をおこないます。

②査定の実施

査定には、机上査定と訪問査定の2種類があります。
机上査定とは、物件の情報や周辺の相場などから大まかな価格を算出する方法です。
訪問査定とは、実際に空き家を訪れて状況を確認し、査定額を決定する査定方法です。
訪問査定では、建物の劣化状態や周辺環境など、机上査定では把握できないポイントも考慮したうえで、査定額を決定します。
一般的に、机上査定の後に訪問査定をおこないます。

③打ち合わせ

次に、査定結果をもとに、買取価格や条件の確認、売却スケジュールの調整(契約日、決済日など)の打ち合わせをおこなう流れです。
なお、売買契約前に準備が必要となる主な書類は、以下のとおりです。

  • 新築時や購入時の資料、パンフレット
  • 登記済権利証または登記識別情報
  • 土地の測量図や境界確認書など
  • 固定資産税納税通知書

土地の測量図や境界確認書は、法務局で取得可能です。
固定資産税納税通知書は、毎年4月~6月頃に各市町村から送付されます。

④売買契約の締結

不動産会社が提示する買取金額や条件に合意した後は、売買契約を締結します。
売買契約時には、前述の書類にくわえて、以下のものも準備が必要です。

  • 収入印紙
  • 身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
  • 実印
  • 印鑑証明書
  • 住民票など

収入印紙は、売買契約書に課される印紙税を納めるために必要となり、売買代金に応じて金額が異なります。
売買代金ごとの印紙税額は国税庁のホームページで確認可能です。
収入印紙自体は、コンビニエンスストアや郵便局で取得できます。

⑤引き渡しと決済

最後に、契約で指定した日に空き家の引き渡しと売買代金の決済をおこなう流れになります。
買取金額の受け取り方法は、現金または口座振込が一般的です。
決済・引き渡し後は、司法書士に依頼して所有権移転登記をおこない、空き家の名義を不動産会社に変更すれば完了です。

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まとめ

空き家買取のメリットは、家屋の取り壊しが不要かつ早く売却でき、家具の引き取りや契約不適合責任の免責が可能な点です。
デメリットは、買取価格が相場より安い、買い取ってもらえない場合や空き家買取をおこなう不動産会社を探すのに時間がかかる点です。
手続きは、買取査定の依頼から始まり、引き渡しと決済まで5ステップあります。
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