不動産買取と仲介の違いとは?買取のメリット・デメリットを比較して解説

不動産買取と仲介の違いとは?買取のメリット・デメリットを比較して解説

この記事のハイライト
●不動産買取は買主や売却期間、手数料が仲介と異なる
●不動産買取のメリットは、不動産をすぐに現金化できる点である
●デメリットは売却価格が相場価格よりも安くなる点である

不動産を売却するときは、不動産会社に買取依頼をする方法と仲介を依頼して売却する方法の2種類があります。
現在不動産の売却を検討中の方は、どちらを選べば良いか迷うところでしょう。
そこで今回は「買取」と「仲介」の違いや買取のメリット・デメリットを解説いたします。
川越市や鶴ヶ島市、坂戸市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひご参考にご覧ください。

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不動産買取と仲介の違いとは?

不動産買取と仲介の違いとは?

不動産買取と仲介の違いは、大きく分けて以下の4つです。

違い①買主

不動産買取の買主は、不動産会社です。
そのため「所有する不動産を買い取ってもらいたい」と思ったときは、不動産買取を受け付けている不動産会社に買取査定を依頼して、売買契約を結ぶ流れになります。
一方で、不動産会社に仲介を依頼して売却する場合の買主は、主に個人です。
売主は仲介を依頼した不動産会社と媒介契約を結び、依頼された不動産会社はホームページや不動産情報サイトに物件の広告を出して買主を探す流れになります。

違い②売却にかかる期間

不動産買取の場合は不動産会社との直接取引となるため、比較的に早く売却をすることができます。
一方で、不動産会社に仲介を依頼して売却する場合は、平均して3か月~半年ほどの期間がかかります。
もちろん、好立地にある人気の物件であれば不動産仲介の方法でもすぐに売却が成立することもあるでしょう。
しかし、基本的には不動産買取のほうが早く不動産を現金化できますよ。

違い③手数料

不動産会社に仲介を依頼した場合は、売買契約が成立したときに仲介手数料が発生します。
仲介手数料は売買代金に応じて上限が定められており、売買価格の3%+6万円+消費税で算出される金額が相場となります。
一方で、不動産買取の場合は直接不動産会社と取引することになるため、仲介手数料はかかりません。

違い④内覧の必要性

不動産会社に仲介を依頼したときは、購入希望者から内覧をしたいと言われることがあります。
そのため内覧希望の連絡があった際は、毎回日程を調整して対応をする必要があります。
一方で、不動産買取の場合は、内覧をせずに買い取る場合があります。
もちろん物件の状況や不動産会社によっても異なりますが、少なくとも不動産買取の場合は取引する相手が決まっているため、内覧対応の手間が省けるでしょう。

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仲介と比較した不動産買取のメリットとは?

仲介と比較した不動産買取のメリットとは?

不動産仲介と不動産買取の違いがわかったところで、不動産買取を依頼するメリットも気になるところでしょう。
仲介と比較した不動産買取のメリットは大きく分けて以下の3つです。

①不動産をすぐに現金化できる

短期間で不動産を売却し現金化したい方は、不動産買取がおすすめです。
前章でも解説したとおり、不動産会社と直接取引をすることで、仲介で不動産を売却するよりも早く売却できるメリットがあります。
ちなみに、私たち「川越不動産」は、買取保証をおこなっています。
売却の条件などによりなかなか売却がうまくいかないときでも当社が買取いたしますので、川越市、鶴ヶ島市、坂戸市エリアで不動産売却を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

②契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)の免責

契約不適合責任とは、売却した物件を引き渡し後に種類や品質の面で契約した内容と異なる場合、売主が買主に対して負う責任のことです。
たとえば、売買契約後に「シロアリの被害があった」「雨漏りがあった」場合、契約書にその点が記載されていなければ買主から損害賠償を請求される可能性があります。
その点、不動産買取の場合は不動産会社が買主となるため、建物に対する契約不適合責任を免責することができます。
そのため、売却する不動産が古くて心配な場合でも安心して売却することができますよ。

③近隣住民に知られずに売却できる

なるべく近隣住民に知られずに不動産を売却したい方もいらっしゃるでしょう。
とくに不動産売却の理由をあまり詮索されたくない場合は、秘密裏に売却したいところかと思います。
不動産会社に仲介を依頼した場合は、インターネットやチラシなどで物件の広告を出して買主を探すことになるため、近隣住民に知られる可能性が高いです。
一方で、不動産買取の場合は不動産会社と直接取引をおこなうため、広告を出す必要がありません。
そのため、近隣住民に知られずにすぐに売却することができるメリットがあります。
また、購入希望者の内覧対応の手間が省ける点も大きなメリットといえるでしょう。

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仲介と比較した不動産買取のデメリットとは?

仲介と比較した不動産買取のデメリットとは?

反対に、不動産仲介と比較して不動産買取にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
不動産買取の主なデメリットは以下の3つです。

①売却価格が安くなる

不動産買取の場合、一般的に仲介での売却と比べて売却価格が安くなる点がデメリットです。
不動産買取の売却価格の目安としては、相場価格の7割~8割の金額になります。
仲介での売却よりも安くなる理由としては、買取後にリフォームやリノベーションをして再販するからです。
買取をする不動産会社としては、リフォームやリノベーションの費用がかかる分、物件を安い価格で購入する必要があるのです。
裏を返せば、リフォームやリノベーションが必要となるような物件でも買取依頼ができるという事になります。
そのため、仲介を依頼して買主を募ってもなかなか売れないときの最終手段として不動産会社に買取依頼をするという手もありますよ。

②買取できない物件もある

不動産買取を依頼しても買取を断られる可能性がある点もデメリットでしょう。
買取を断られる物件とは、たとえば再建築不可物件やリフォームに費用がかかりすぎる物件などが挙げられます。
しかし、そのような物件は不動産仲介でもなかなか買主がつかず売却するのはむずかしいでしょう。
リフォームやリノベーションができないほど建物の状態が悪い物件の場合は、むしろ解体をして更地状態で売却するほうが買主はつきやすいです。
ただし、買取を断られるかどうかは依頼してみないとわからないため、まずは買取査定を依頼すると良いでしょう。
私たち「川越不動産」は、ホームページで不動産査定を受け付けています。
不動産査定は無料ですので、川越市や鶴ヶ島市、坂戸市で不動産を売却予定の方はぜひお気軽にご相談ください。

③想定外の費用がかかることがある

不動産買取では、不用品の処分費用など、想定外の費用がかかることがあります。
それは、不動産会社が不用品を処分する際は産業廃棄物の扱いとなり、一般家庭よりも処分に費用がかかるからです。
そのため、実家の空き家を不用品ごと買取依頼するときは、注意が必要です。
なるべく不用品は自分で処分したあとに買取依頼をおこなうと良いでしょう。

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まとめ

不動産買取と仲介の大きな違いは、売却期間や売却価格にあります。
不動産買取は仲介と比べて早く売却できるメリットがありますが、一方で売却価格が相場よりも7割~8割ほど安くなるデメリットがあります。
売却を急いでいない場合や近隣住民に知られても良い場合は、不動産会社に仲介を依頼して売却したほうが希望価格で売りやすいでしょう。
私たち「川越不動産」は、川越市、鶴ヶ島市、坂戸市で不動産売却のサポートをおこなっています。
不動産売却を検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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