不動産売却における価格相場は?机上査定や訪問査定について解説

不動産売却における価格相場は?机上査定や訪問査定について解説

この記事のハイライト
不動産の価格相場を調べるには、近隣の類似物件価格を調べるほか、公示地価固定資産税評価額などを参考にする
机上査定とは、取引相場や公的価格をもとに、書類を参考にして査定結果を算出する方法
訪問査定とは、資料をもとに査定結果を出したあとに、実際に現地を訪問して算出する方法

不動産売却をするにあたって、もっとも気になるのが「売却価格」ではないでしょうか。
相場を知っておくことで、不動産売却をスムーズに進めることができるのです。
そこで今回は、川越市、鶴ヶ島市、坂戸市で不動産売却をお考えの方に向けて、相場価格を調べる方法と机上査定や訪問査定について解説します。

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不動産売却の査定をおこなう前に自分で価格相場を調べる方法

不動産売却の査定をおこなう前に自分で価格相場を調べる方法

不動産売却の査定とは、3か月以内に売却できる価格を求めることを言います。
これは、不動産会社に売却依頼をおこなう「媒介契約」の契約期間が3か月であることが多いためです。
しかし、売買価格は買主と売主の納得のいく価格で決定されるため、正しい価格というのはありません。

不動産売却の流れ

不動産会社に査定を依頼したあとに媒介契約を結び、売却活動を開始後に契約をするというのがおおまかな流れです。
期間の目安としては、情報収集・事前準備・査定期間までに1〜4週間程度、媒介契約の締結・売却活動・売買契約までに1〜3か月程度かかります。
また、手付金受領や物件の引き渡し、残代金受領に1〜2か月程度要します。
そのため、不動産売却が完了するまで早くて2か月半、遅ければ半年程度かかることもあるでしょう。
売却前に価格相場を調べたり、解体や整地をするなどの事前準備をおこなったあとに、不動産会社に査定を依頼しましょう。
査定結果で金額が決まり、売却方針などに問題がなければ媒介契約を締結し、不動産会社が売却活動を開始します。
買主が見つかったら売買契約を締結、買主はローン審査を受け、入金があれば引き渡しという流れです。
しかし、媒介契約締結後の3か月以内に売買が決定しなかった場合は、再度媒介契約を締結することができます。

価格相場を調べる方法

準備段階で価格相場を調べる方法は2つあります。
1つ目は、近隣の類似物件価格を調べることです。
インターネットや広告などで、面積や用途の似た周辺の物件を探し、価格を参考にすると良いでしょう。
最低でも、物件を3件以上見つけて平均金額を出すことで相場を知ることができます。
2つ目は、公的な価格を調べることです。
公示地価、都道府県地価、固定資産税評価額、相続税路線価などの価格を参考にしたり、不動産価格指数を調べることで不動産価格全体の推移を参考にすることができます。
公示地価や都道府県地価、相続税路線価はインターネットで閲覧することができますが、固定資産税評価額は、毎年市町村から送られてくる納税通知書で確認しましょう。
また、公示地価や都道府県地価は取引価格と同じくらい、相続税路線価は8割程度、固定資産税評価額は7割程度の価格を目安に定めるようになっています。
不動産価格指数は、不動産価格の動向を指数化したものであり、国土交通省より毎年発表があります。
国土交通省のホームページからも閲覧できるようになっているため、事前に確認しておくと良いでしょう。

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不動産売却における机上査定とはなにか

不動産売却における机上査定とはなにか

査定方法には、「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。
どちらで依頼するのかは、目的に応じて決めておくことが重要です。
ここでは、机上査定についてご紹介します。
机上査定とは、実際に現場を訪問することなく登記事項証明書などの書類のみで不動産価格を決定する方法で、「簡易査定」とも言われています。
結果は依頼から3日程度で出るのが一般的で、場合によってはその日のうちに結果が出ることもありますが、現場を見ていないため精度は劣るでしょう。

算出根拠

近隣の類似物件の取引相場や、公示地価・固定資産評価額などの公的価格をもとに、土地の形や大きさ、地目や用途などの資料で確認できる範囲のものによって価格が算出されます。
マンションの場合は、取引事例が豊富にあるため精度の高い結果も期待できるでしょう。
一方、個性が表れやすい一戸建て住宅や、周辺環境が重要となる土地などにはおすすめできません。

メリット

机上査定における最大のメリットは、査定額がすぐに出ることです。
電話やインターネットを使用し、不動産会社に依頼すると2〜3日程度で結果を聞くことができるため、すぐに価格相場を知りたいという方や、まだ検討中の方にはおすすめの方法と言えます。
一方、訪問査定の場合は、不動産会社が物件を訪問する際に立ち会いが必要であるため、遠方にお住まいの方や、時間がなかなか取れない方は机上査定を選ぶことも多いです。

不動産会社の判断基準

机上査定は書類での情報のみが金額に反映されるため、根拠としても説得力に欠けるかもしれません。
一方、地域内で実績が豊富な不動産会社であれば、エリア別の特徴を把握している可能性も高く、現場を見なくても精度の高い結果を出すことが可能となります。
結果を聞く際に、書類上の根拠だけでなく、過去の実績なども考慮した金額を提示された場合は、信頼性の高い不動産会社と言えるでしょう。
しかし、根拠もなく高い金額を提示する不動産会社には注意が必要です。
このような会社に依頼した場合、その金額とおりに売却できず、値下げを繰り返すといった可能性も出てきます。
私たち「川越不動産」は、川越市、鶴ヶ島市、坂戸市エリアで不動産売却のお手伝いをしております。
査定方法にご不明な点がある方や、不動産売却でお困りの方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。

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不動産売却における訪問査定とはなにか

不動産売却における訪問査定とはなにか

訪問査定とは、資料上での査定をおこなったうえで実際に現地を訪問し算出する方法で、「詳細査定」とも言われています。
建物がある場合は立ち会いが必要であり、結果が出るまでに7〜10日程度の期間を要しますが、精度の高い結果が期待できるでしょう。

算出根拠

訪問査定では机上査定での情報に加え、実際に現地を訪問して得た情報が価格の根拠となります。
室内の状態だけでなく、建物の劣化具合や日当たり、立地条件や周辺環境なども金額に反映されるのです。
また、マンションの場合は専有部分以外にも共用部分、近隣住民による情報なども対象となります。
不動産会社は、建物の「価格要素」「購入判断要素」「トラブル要素」などを考慮し算出しています。

訪問査定当日までにやっておくこと

訪問査定では建物の不具合をチェックするため、当日までに良い状態にしておくことが重要です。
たとえば、部屋の整理整頓、設備の修繕、必要書類の準備をしておくと良いでしょう。
必要書類で必須となるのは、登記簿謄本や公図などですが、以下のものも準備しておくと精度の高い結果を受けることができます。

  • 設計図やパンフレット
  • リフォーム図などの建物図面
  • 周辺環境がわかる鳥瞰図
  • 売買契約書
  • マンションの場合は管理組合関係の書類

また、必要書類に関しては不動産会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

メリット

訪問査定の場合は、より精度の高い査定額を算出してくれるのがメリットです。
また、訪問査定時に必要な情報を対面で伝えることができるため、多少時間がかかっても正確な結果を受けたい方におすすめの方法です。
実際に不動産売却をおこなう際は、訪問査定を受けるのが原則となりますので、売却することが決定している場合は、最初から訪問査定を選択するのも良いでしょう。

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まとめ

相場価格を調べるには、近隣の類似物件価格を調べる方法と公的な価格を調べる方法の2通りあります。
より精度の高い査定を希望する場合は訪問査定を実施し、当日までに良い状態にしておくほか、必要書類も準備しておきましょう。
私たち「川越不動産」は、川越市、鶴ヶ島市、坂戸市エリアで不動産売却のサポートをしております。
不動産売却でお困りの方は、ぜひ弊社までお気軽にお問合せください。

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